こんにちは、近藤です。
偶然にも2台のBMW318iが修理で入庫しております。
こちらは、ツーリングワゴン。突然エンジン不調とのことで入庫。
吹け上りが悪く、エンジンがぶるぶると震えるような状態でした、エンジン警告灯も点灯。
オンボード診断機にて4番シリンダーのミスファイアの判明。
コンピューターですぐに判明するので手早く原因を絞り込めます。
そして次は現物の点検、まずは点火系。
スパークプラグ、プラグの火花を飛ばすための変圧器イグニッションコイルなどは
点火系不調の定番消耗品です。
やはり4番のイグニッションコイルは全く機能しておりませんでした。
4番イグニッションコイルと4気筒分のプラグを交換しました。
消耗したプラグを使い続けるとイグニッションコイルに負荷がかかって壊れる原因になります。
BMWはエンジンレイアウトがやや後ろ目に配置されていて、一般的なプラグ交換より少し時間がかかりました。
部品交換後はエンジン復調です。
O様ありがとうございました。
一方、こちらはセダンですが、冷却液が減ってしまうとのことです。
エンジンルームを除くといきなりクーラント漏れの痕跡を発見。
ラジエーターをエンジンをつなぐ冷却液ホースに亀裂が入っています。
樹脂のジョイント部分の劣化です。
高温高圧箇所なので経年劣化には要注意です。
ホースとジョイントごと一式交換になります。
交換後、他の部分から漏れがないことを確認して修理完了です。
I様いつもありがとうございます。